KPMGコンサルティングの概要

コンサルファーム

概要

項目 内容
会社名 KPMGコンサルティング株式会社
従業員数 2,298名(2025年7月1日現在)
設立年 2014年7月
URL https://kpmg.com/jp/ja/home/about/kc.html
株主構成、上場等 非上場。KPMGインターナショナルの日本メンバーファーム。KPMGジャパンの傘下。資本金1億円

特徴

競合との比較

KPMGコンサルティングは、グローバルでは4大会計事務所(Big4)の一角として384億ドルの売上を誇る一方、日本市場ではアクセンチュアの圧倒的優位(約7,175億円)に対して成長を続けている。グローバル競合ではデロイト(672億ドル)、アクセンチュア(649億ドル)、PwC(554億ドル)に次ぐ4位である。日本国内ではBig4内で成長を遂行しているが、監査法人をルーツに持つという独自の強みを有し、戦略(Strategy)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3領域で「攻めと守り」の両面からクライアント支援を実施する点で差別化している。kpmg+2

創業ストーリー

KPMGコンサルティングは2014年7月、KPMGマネジメントコンサルティング株式会社とKPMGビジネスアドバイザリー株式会社の統合により設立された。その前身の歴史は遡ること1949年、KPMGの祖形であるPeat Marwick International(PMI)が日本事務所を開設し監査業務を開始することに始まる。1997年には日本のメンバーファームとして「KPMGグローバルソリューション株式会社」が設立され、2000年には「KPMGコンサルティング株式会社」に社名変更。2002年には朝日アーサー・アンダーセン(旧アンダーセン系)をベリングポイントとして事業統合するなど、複数の経営コンサルティング系企業を吸収してきた。現CEO(2025年1月より)の宮原正弘は朝日新和会計社(現あずさ監査法人)入社後、米国ロサンゼルス・ニューヨーク事務所での駐在経験を経、IFRS導入事業などを通じて80名から200名超の組織を構築した経歴を持つ。2017年7月のKPMGコンサルティング社長就任以降、多様なバックグラウンドを持つ社員の一枚岩化とビジョン共有に注力してきた。tiglon-partners+4

ビジョン・ミッション

KPMGジャパン全体のパーパスは「社会に信頼を、変革に力を(Inspire Confidence. Empower Change.)」である。高品質な業務遂行を通じて情報の信頼性を確立し、社会における「信頼」を支える存在であり続けることが基盤であり、環境や技術の急激な変化のなか、持続的な成長に向け挑戦するクライアントと社会の「変革」を支援することが使命とされている。2025年1月の経営体制変更で採用された共同代表制(関穣、田口篤、知野雅彦)は多様性を象徴し、KPMGコンサルティングが提唱する「Business Biotoping」という理念、すなわちあらゆる存在がリスペクトし合い、ともに繁栄できる世界観を実践している。kpmg+2

規模

項目 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 備考
従業員数 1,165名 1,500名前後(推定) 1,795名 約2,100名 2,298名 2025年7月1日時点。年20%程度の成長率。新卒・中途採用ともに積極実施
売上高 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 グループ全体では売上非公開。KPMGジャパン2024年度業務収入2,484億円(監査・税務・アドバイザリー合計)
営業利益 非公開 非公開 非公開 非公開 非公開 独立した営業利益非公開。コンサルティングセグメントの成長率はグローバル7%程度consul

主なグループ会社・アライアンス先

項目 内容
主なアライアンス先 慶應義塾大学(寄附講座「スタートアップとビジネスイノベーション」)prtimes​、日本財団パラスポーツサポートセンター(プロボノ活動)、日本ブラインドサッカー協会(パートナーシップ)、スタートアップエコシステム業務
主なグループ会社 有限責任あずさ監査法人(7,362名)- 監査・保証業務wikipedia​、KPMG FAS(知野雅彦代表、岡田光、澄川徹)- M&Aアドバイザリー・事業再生・フォレンジックkpmg​、KPMG税理士法人 – 税務業務、KPMGアドバイザリーライトハウス – デジタルテクノロジー領域、KPMGあずさサステナビリティ – サステナビリティ支援(保証報告書発行実績89社、大手4監査法人中55%シェア)kpmg
主な子会社 KPMG Ignition Tokyo(デジタルR&Dセンター)、KPMG Forensic & Risk Advisory(2025年4月設立、不正・サイバー対応)kpmg​、KPMGヘルスケアジャパン、KPMG社会保険労務士法人

内部組織・拠点

組織

KPMGコンサルティングは設立当初から「攻めと守り」の両面戦略を採用してきた。攻めのマネジメントコンサルティング(Business Transformation)と守りのリスクコンサルティング(Risk & Compliance)を両輪としており、戦略(Strategy)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3領域で事業を展開する。2024年10月には戦略コンサルティング領域の組織改編を実施し、Strategy & Transformationチームを独立させ、独自の職種体系(Junior Strategy Associate~Partner)を導入した。セクター別では金融、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなど多岐にわたり、各領域で深い専門知識を持つコンサルタント層を配置している。組織横断的な連携を重視する文化が根付いており、あずさ監査法人、KPMG FAS、KPMGアドバイザリーライトハウスとのシームレスな業務提供が特徴である。movin+2

拠点・所在地

  • 国内の主な拠点
    • 東京本社:千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー(代表電話:03-3548-5111)kpmg
    • 大阪事務所
    • 名古屋事務所
    • 福岡事務所
  • 海外の主な拠点
    • 米国(ロサンゼルス、ニューヨーク)での駐在員配置lineaconsulting
    • 142の国と地域に展開するKPMGグローバルネットワークへのアクセスkpmg
    • グローバル日本人実務家ネットワーク(GJP):32ヵ国への展開、約710名の日本語対応可能なプロフェッショナルを配置kpmg

代表者及びボードメンバー・パートナーの経歴

役職 氏名 略歴
取締役会長 宮原 正弘(Miyahara Masahiro) 早稲田大学卒業(1991年)。朝日新和会計社(現あずさ監査法人)入所後、公認会計士として監査・内部統制アドバイザリー・ビジネスコンサルティングに従事。アーサーアンダーセン米国ロサンゼルス・ニューヨーク事務所駐在。ERP導入やBPRコンサルティング経験。帰国後、会計基準改革(会計ビッグバン)、内部統制導入、IFRS導入事業部長(80名→200名超の組織構築)を担当。2010年にアカウンティング・アドバイザリー・サービス事業部長、2011年に日本・アジア太平洋地域代表に就任。2017年7月にKPMGコンサルティング社長就任。2025年1月より取締役会長へinfoex+1
代表取締役 関 穣(Seki Minoru) 元:執行役員パートナー。2025年1月に代表取締役就任movin+1​。戦略・変革領域での専門性を有すると推定。共同代表制における複数リーダー体制の一翼を担当
代表取締役 田口 篤(Taguchi Atsushi) 元:執行役員パートナー。2025年1月に代表取締役就任movin+1​。各セクターおよびサービスラインにおける統括責任を有すると推定
代表取締役 知野 雅彦(Chino Masahiko) 元:取締役会長。2025年1月に代表取締役就任。有限責任あずさ監査法人専務理事、KPMG FAS代表取締役を兼務movin+2​。KPMGジャパン共同チェアマンも務め、グループ横断的なガバナンスと「One Firm」体制を象徴する人物
シニアパートナー・パートナー 約100名以上 青木聡明、秋澤博文、浅野智也、東亘平、麻生多恵、足立桂輔など多数kpmg​。各セクター、サービスラインで深い専門知識を保有

参照情報ソース

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